皆さんお疲れ様です。
寿司実践!高田塾の10級昇級審査のための対策ページです。
このページをよく読んで、10級に合格するように勉強して理解を深めて下さい。
10級の昇級審査では、寿司屋で使う隠語の理解が出題されます。
以下に、寿司屋で使う用語を記載していますので、参照してください。
寿司屋で使う言葉
あがり→お茶
磯辺→海苔
ネタ→すし種
おかる→干瓢
おどり→生きている魚介類のネタ
かっぱ→きゅうり巻き
ガリ→甘酢生姜
ぎょく→玉子焼き
軍艦→海苔を側面に巻いた握り寿司
ゲソ→イカの脚
下駄→寿司を盛り付ける木製の板器
さがや→おぼろ
サビ→わさび
シャリ→すし飯
シャリ切→寿司酢を合わせてすし飯を作ること
陣笠→椎茸
ダマ→赤貝の身
づけ→醤油漬け
つけ台→ネタケースの前にある握りを提供する台
ツメ→煮汁を煮詰めたタレ
鉄火→マグロ巻き
鉄砲→干瓢巻き
煮切り→煮切り醤油
ヒモ→赤貝の身でない部分
宮島→しゃもじ
ムラサキ→醤油
山→品切れのもの
数の数え方 パート1
0→ヤマ:寿司屋には海のものはあるが山のものはないので0の事はヤマと言う。
1→ピン:ポルトガル語で「点」を意味する「pinta(ピンタ)」から来ているといわれている。
2→リャン:中国語では「2」の事を「両(りゃん)」というが、そこから来ているといわれる
3→ゲタ:下駄の鼻緒をとめる「穴」が3つ開いてるから3の事をゲタというようになったとされる。
4→ダリ:トルコ語で「4」をあらわす「ドルトゥ」→「ドル」→「ダリ」となまっていったとされている。
5→メノジ:「目」という漢字の画数が5画だから「目の字」
6→ロンジ:「六の字」から来ていると言う説が有力。
7→セイナン:時計の7時のところが西南にあたるからと言われている。
8→バンド:バンドとは縛るものを表すがその中の一つにハチマキがありそれからというのが有力。
9→キワ:1ケタの最後の数字、「際」の数字なのでと言われている。
こうやってみると一つ一つに意味があるのがわかり面白いですね。
どの業界にも隠語はあるもんですが、トイレの事を5番だったり3番だったり。
地方や職種によっても違う隠語や符丁。
それではもう一つ福岡でよく使われている数の数え方、符丁も紹介しておきます。
1→ソク
2→リャン
3→テン
4→ワサ
5→ゲン
6→ガタ
7→ヨシ
8→タメ
9→キワ
このように地方によっても符丁や隠語は違うものです。
最初の符丁は、江戸前のお店で使われていることが多いのではないかと思います。
また、魚屋さん、魚市場の競り子さんなんかも独自の符丁を持っていますね。
最近ではあまり符丁を使ってやり取りしている寿司屋さんを見かけなくなりましたが、これは伝統であるし、覚えておいてほしいものです。
上記は10級の昇級試験に出ますので是非覚えてくださいね。
お疲れさまでした。